エンジニア紹介:田部井 智紀さん
ーーこんにちは。
今回の待ちあわせは、なんと音楽スタジオ!さて、どんな話が聞けるんでしょうか…楽しみです!!
——失礼します…
田部井「こんにちは。今日は宜しくお願いします」
——あ、こちらこそお願いします…って、今までこんなにカッコいい登場をされた人はいないですよ!
田部井「ありがとうございます。ベースを弾くのが好きで、もう何年も続けているんです」
——そうだったんですね…音楽歴とプログラマー歴とでは、どちらが長いんですか?
田部井「実は、プログラマーとして仕事をし始めたのは、FOXHOUNDに入ってからなんです。
それまでは、まったくの未経験でした」
——未経験での入社だったのですか!ではどうして、FOXHOUNDに入ろうと思ったんですか?
田部井「直接のきっかけは知人の紹介なのですが、元々モノづくりが好きで、
自分の手で何かサービスを作れたら良いなと思っていました。
実は、大学生のときに『iPhoneアプリを作ってみたい!』と思い立ち、
参考書を買って試してみたこともあるんです。その時は難しくてすぐに挫折してしまったのですが(笑)
プログラム自体に興味を持っていたので、思い切って入社しました」
——最初にFOXHOUNDを知った時、どんな印象を持ちましたか?
田部井「システム開発の会社ということで、大人しい雰囲気の人や、いわゆる“オタク”のような人が
多いのかと思っていたのですが、実際はまったくそんなことはありませんでした」
——確かに…日頃この社員インタビューを読んで下さっている方ならお分かり頂けると思います。
田部井「とにかく、メンバー同士のコミュニケーションが多い会社なんだな、という印象を受けました。
前職ではそれぞれ自分の仕事をこなすことがメインで、
横の連携はそれほど多くなかったので、驚きましたね」
——では、FOXHOUNDでプログラマーとして働くために、どのような勉強をされたんですか?
田部井「基本的には、入社後に行われる研修を通して知識を身につけました。
まず、指定されたテキストである程度予習をしてから入社し、研修を受けつつ、
不足しているところは自己学習をしていましたね。
毎日8時間みっちり研修を受けるのですが、ただ言語を覚えるだけではなく、
日々与えられる課題をクリアしていかなければならないので、
知識を実務に生かす流れが自然と出来ていたように思います」
——プログラムを勉強するのは初めて、ということで、最初は苦労されたのでは?
田部井「出来ない自分に向き合い、何度も挫折を味わいましたね…。
与えられる課題には、仕事に期日があるように、制限時間が設けられているのですが、
最初のうちは課題をクリアすることに精いっぱいになってしまって…
時間内に終えることが出来ず、悔しい想いもしました」
——それでも、辞めずにいられたのは、何か秘訣があるんですか。
田部井「『ここで逃げ出してしまったら終わりだ!』と思っていた、というのも
あるんですが、何よりFOXHOUNDのメンバーに助けられた部分が大きかったと思います。
研修では反省することばかりでしたが、ひとりで淡々と作業している孤独感は全く無かったんです。
研修中から沢山のメンバーに声をかけてもらったり、食事に誘ってもらったりと、
気軽に相談できる環境を作ってもらえたお陰で、頑張ることができました」
田部井「プログラムを書いていても、最初はエラーページばかり出してしまっていたのが、
だんだんと自分の思い通りに動かせるようになってくると、『次はこういうものを作ってみたい!』
とやる気が湧いてきました。
今では、プラグラマーという仕事が素直に楽しい!と思えるようになりましたね」
——今は、研修を終えてプログラマーとして仕事をされていると思いますが、
実務を通して、自分自身の変化はありますか?
田部井「今の仕事はチームでモノを作ることが求められるので、
当たり前のことではありますが“報連相”を大切に行うようになりました。
仕事をし始めたころ、「自分でやらなくては」と思うあまり仕事を抱え込んでしまい、
チームに迷惑をかけてしまった経験があるので…
メンバー同士サポートし合いながら仕事に向き合っています。
田部井「仕事の効率を上げたい!と思うようになったのも、変化の一つですね。
タイピングのスピードを上げたり、ショートカットキーを覚えたりと基本的なことから、
やるべきことに優先度を付けて対応したりと、日々工夫を重ねています。
おかげでプライベートでも、やらなくてはいけないことに優先度をつけることで
無駄な時間が減り、その分を考える時間に使うことができるようになったんです」
——プライベートにまで影響があるとは!FOXHOUND、恐るべし……。
では、プログラマーという仕事が板についてきた、と実感されているのでは?
田部井「いえ、まだまだ未熟で、反省することばかりです。
実務の仕様ひとつとっても自分一人では判断が難しい場面があり、もっと勉強しないと!と感じています」
田部井「でも、FOXHOUNDには実務以外にも、挑戦する場が与えられるので、
その分成長できると思います。
たとえば、今ちょうど社内メンバーをいくつかのチームに分けて、アプリを制作しているんですが、
私は今まで苦手で避けてきたリーダーという立場を任されることになりました。
リーダーとしてどう振る舞えばいいのか不安も大きいですし、大勢の前で話すのはどうしても緊張
してしまうのですが、これまでの自分だったら出来なかったことに挑戦させてもらえるので、
楽しんで頑張ろうと思っています!」
——ベースを弾きながらのお答え、ありがとうございます!ちょっと休憩しますか。何か飲み物でも…
田部井「そうですね、ありがとうございます!どうぞ、お話を続けて下さい」
——では、お言葉に甘えて……あれ、そういえば、先ほど
「人前は緊張する」と言ってましたが…ライブの時は緊張しないのですか!?
田部井「良く聞かれるんですが、ライブになると緊張しないんですよ。
自分が演奏することで観客がのってくれる時間が楽しくて、
ライブ中は激しく動いて一緒に盛り上がることも多いですよ」
——激しい田部井さん…ぜひ一度見てみたいです。楽器を弾き始めたのはいつごろからなんですか?
田部井「両親の影響で、小さいころからドラムには親しんでいたのですが、
ちゃんと弾いたのは高校の学園祭でアコースティックギターを演奏したのが初めてですね。
その影響で大学ではギター部に入りました。『ギター部』という名前なので、
アコギを弾いてる人たちの集まりなのかと思ったら、実際はメタル系(笑)
びっくりしつつも、そこでベースに出会い、本当にいろんな人とバンドを組んで演奏してましたね。
実は地下アイドルのバックで演奏をしたこともあるんですよ」
——どんなジャンルの曲を演奏することが多いんですか?
田部井「日本のロックが一番多いですが、曲はその時組んだバンドのメンバーによっても様々です。
自分で作るより、既にある曲を自分なりにアレンジして弾くことが好きなので、
普段自分では聞かないようなジャンルの曲を演奏することも楽しいです。
一度、アニソンを弾いたときは難しくて大変でした…」
——プログラマーと演奏者…何か通じるものはあるんでしょうか。
田部井「自分の手で思いをカタチにする、といった意味では、
プログラマーもバンドも繋がっているのではないでしょうか。
モノを作ることに楽しさを感じるので、ふたつとも長く続けていくことになると思います。
実はその繋がりでいくと、料理をすることも好きなんです。
特に和食が得意で、作ってと言われれば一通りは出来ると思います。
今度FOXのメンバーに、筑前煮を作ると約束しているんですよ」
——プログラマーで、ベース弾いて、料理も出来る!?もっと田部井さんを掘り下げたらまだまだ色々出てきそうですが…
そろそろスタジオを出なくてはいけないということで、最後にこれだけは
どうしても聞かなければ!ということだけお聞きします。
田部井「はい、何でも聞いて下さい!」
——ずばり、FOXHOUND株式会社とは!?
田部井「ずいぶん話が飛躍しましたね!えっと…FOXHOUNDは、社長も含め、
メンバー同士の距離感が非常に近いところがとても魅力的だと思います。
私が最初に感じたままですが、いい意味で堅苦しくなく、色んなタイプの人が
いるので話していて楽しいです。
今後は、もっともっと人を増やして、自分たちでもアプリを運営出来るように
していけたら良いなと思っています。私自身も、自分でアプリを作ったり、
ゆくゆくはプロジェクトを動かしてみたいという気持ちもあります」
——もっとメンバーが増えたらと思っている田部井さんですが、
今後FOXHOUND株式会社で一緒に働きたいのはどんな方ですか?
田部井「出来る出来ないは関わらず、やりたいことや志がある人と一緒に働きたいですね。
何かを形にしたい、と思っている人と仕事をしたいです。
あとは…楽器が出来る人。FOXHOUNDでバンドを結成してみたいんです!」
——バンド、いいですね!私、口笛なら吹けます。
田部井「あ、口笛は聞こえないので結構です」
——早速フラれましたが…気を取り直します。
最後に、このHPを見て下さっている方へ、メッセージをお願いします。
田部井「私はプログラマーとしては全くの素人で入社しました。
もちろん大変なことも多いですが、達成できた時の喜びは大きいです。
このページを見て、少しでもやりたいという気持ちがあったら、ぜひ挑戦してみてほしいと思います!」
ーー田部井さんのモノづくりに熱い情熱をかける姿、皆様にも伝わったのではないでしょうか!?
次のインタビューもお楽しみに。