エンジニア紹介:たくみ
こんにちは。気づけば今年もあと少し…すっかり寒くなりましたね。
今回はそんな寒さをものともせず足を運ぶ、この方と待ち合わせです!
たくみ「こんにちは、よろしくお願いします」
紅葉がきれいですね…こんな景色の中でお話しできるのが、嬉しいです!
たくみ「今日は歩いてまわりたいところがたくさんあるんです。話しながら一緒に歩きましょう」
――はい、ではさっそく、歩きながらお話を聞かせてください。今は、どんな仕事をしているんですか?
たくみ「正式には事業部長代理となっていますが、実質は事業部長としてPJ運用や事業部の運営を行っています。
もちろんエンジニアとしてコードを書くこともありますし、部下へタスクの指示出しもしています」
たくみ「事業部自体は4人体制で、いくつか案件を並行して持っています。
スケジュール管理やお客様との打ち合わせも行いますよ。
上司に同行して話を聴く側に徹することもあれば、自らが積極的に提案をすることもあるんです」
――若いのに、色々と責任あるお仕事を任されているんですね。
たくみ「リーダー、それも事業部長を任されるのはもちろん初めてで、最初任された時はしばらく胃が痛かったんです(笑)
自分に出来るのかどうか、不安が大きかった。でも同時に、評価され、任せてもらえたんだという嬉しさもあったんです。
未だにうまくいっているかどうか不安になることばかりですが、探り探り、少しずつ改善しながら日々業務にあたっています」
――チームをよくするために、行っていることはありますか
たくみ「周囲からの話を取り入れたり、本を読んで新しい見方を学んだりすることが多いですね。
部下のモチベーションを下げないリーダーでいたいと思っていて、なるべく本人がやりたい仕事をやらせてあげたい。
このことで必要であれば相談や、上に掛け合うこともありますよ」
たくみ「本来自分は、リーダーに向いている方ではないと思っているんです。
だからこそ、リーダーになるために必要なことを学び、自分なりの方法を模索して出来ることを増やしていきたいですね。
以前は、他者よりも優れているのがリーダーだと思っていたけれど、いざ自分がその立場に立ってみるとそんなことは決してない。
お互いが支えあって欠点を補いながら、チームとしての力を向上させていきたいです」
――では、たくみさんが上に立つ人として、大切にしていることはありますか?
たくみ「誠実さ、ですね。誠実というのは、正直であること、信用できることだと思っています。
FOX HOUNDのメンバーからも、お客様からも信用される人でいたいですね。
部下に話をするときもなるべく遠回しな表現はせずに、きちんと伝えたいことを真摯に伝えられるよう心掛けています」
たくみさん、話ながらもずんずんと進んでいきますね…
たくみ「あ、ちょっと向こうを歩いてもいいですか?」
もちろんです!今日はたくみさんにどこまでも、ついて行きますよ!
たくみ「このあたりは自然が多くていいですね…大地の息吹を感じます」
なかなかロマンのあること言いますね…たくみさんにますます興味が湧いてきました
――そういえば、そもそもたくみさんは、どうしてエンジニアになろうと思ったんですか?
たくみ「友人の誘いがあったから、ですね。
もともとこの仕事には興味があって、自分でも勉強してみたことがあったんですが、その時は挫折してしまって…。
でも誘ってもらったし、教えてもらえる環境があるならと、チャレンジしてみることにしました」
――最初にプログラミングを習ったときのことは覚えていますか?
たくみ「これは難しいな、と。出来なくはないけれど、自分は大変なことを始めたんだ、と思いました。
でもその時の自分にはプログラミングしかなかったので、多少今が辛いとしてもやるしかないという気持ちでした。
私が FOX HOUND に入ったときは今のように研修制度がきっちり決まってはいなかったので、
いろんな言語をいろんな先輩や上司が教えてくれました。
そんな環境は有難かったし、続けていけばそのうち楽しくなる瞬間があるかなとも思っていたので、続けてこられたんです」
――FOX HOUND という会社の第一印象はいかがでしたか?
たくみ「私が研修を受けていた時は、まだ会社がマンションの一室にありました。
中には一見ガラの悪そうな人もいるし(笑)会社らしくはなかったですね。
今はだいぶ人数も増えて、いわゆる会社らしくなってきたと思います」
――難しいと感じる中でもせっせと学習に励まれたわけですが…ずばり、プログラミングは好きですか?
たくみ「うーん…」
――こういう質問をして悩んだ方、たくみさんが初めてです(笑)
たくみ「『プログラミングが好き』と言う人は FOX HOUND にもたくさんいますが、
そんな風に思えるなんてすごい、といつも尊敬しています。
大変なのによくやるなぁって(笑)
自分にとってプログラミングはあくまで仕事の手段の一つ。
ただ、辞める選択肢もあるはずなのにプログラミングを続けているということは、この仕事が嫌いではないし、
むしろ向いているということなのかもしれませんけどね」
――ではそんな冷静なたくみさんが思う、プログラミングの面白さはありますか?
たくみ「お客様から仕事の依頼があって、開発して納品した結果、
『たくみさんに頼んでよかった』といわれるのはやはり嬉しいですね。
自分で美しい、いいコードだと思えるものを書けたときにも、達成感があります」
口ではそう言いながらも、しっかりと仕事に取り組んでいるたくみさんは、ある意味ストイックなのでは?
たくみ「そうでしょうか。あ、ここを上がってみてもいいですか」
…ずいぶん高いですね…その分、見晴らしがよさそうです、行きましょう…!
たくみ「いい運動にもなりそうでしょう?」
――では登りながらお話を変えまして…たくみさんは仕事以外ではどんなことをしているんですか?
たくみ「趣味はいろいろありますね。
家の中で出来るものと、外に出るものとバランスよく持っているかもしれません。
仕事ではずっと座りっぱなしなので、外に出てリフレッシュすることも多いです」
たくみ「中でも面白いのは、仲良くさせてもらっている先輩のらばそさんと、一番の目的だけを決めて行く旅行ですね」
――旅行ですか!例えば、今までどんなところに行ったんですか?
たくみ「先日はゴールデンウイークに、日本三大くも合戦のひとつが千葉県で行われると聞いて行ってきました。
通称『フンチ』と呼ばれるネコハエトリクモを戦わせる行事で、クモが戦うのを止めて逃げたら負け、というルールでした」
――その行事は…その…面白かったんでしょうか
たくみ「結果はご想像にお任せしますが、実際、想像通りでした(笑)
でもこのときは、行事が想像通りなのかを確認しに行くための旅行みたいなものだったので、目的は無事達成できました」
たくみ「他にも、青春 18 きっぷで四国や青森に行ったこともあります。
このときは、『南に行きたい』『南に行ったなら次は北だ!』というように大した目的を定めていなかったので、
ハプニングの連続でした」
――波乱万丈の旅行をしているようですね。中でも、印象に残っている失敗はありますか?
たくみ「たくさんあります。
四国では、香川県でうどんを食べた後に四国カルストを見に行こうと思っていたのに、
遠すぎて四国カルストに行けなかったこと四国が想像以上に広かったんです(笑)
ほかにも青森旅行の途中で面白そうな神社があったのでわざわざ寄ったら改装中で何も見られなかったり…
事前に調べればいいのに、と思われるかもしれないんですが、調べないで行く旅行だからこそ味わえる感覚もあって、
それがとても興味深いんです」
――話を聞いていると、結構時間をかけて旅行をしているんですね
たくみ「遠いところばかりではないですよ、近場で登山をすることもあります。
2~3時間程度で登れる山に行くことが多いですね。
山って、登っているときはきついし、登らなければよかったと毎回思うんですが(笑)つい行ってしまいます」
――登山の魅力とは?
たくみ「もともとは歩くのが好きなんです。
歩くだけなら場所はどこでもいいんですが、町だと自分で決めない限りゴールがない。
その点、山は頂上というゴールがあるのでわかりやすいんです。
だから、どうせ歩くのであれば、体力がつくし、人も少ない山に登って、涼しさと綺麗な景色を見に行こうかなと思いますね」
――面白い発想ですね。もっとラクして楽しむことも出来るはずなのに…
たくみ「確かに。仕事もプライベートも、あえて苦労するのが好きなのかもしれません(笑)」
そう言われてみると、さっきから高いところに登ってばかりいませんか!?
やはり高いところが好きなのですね
たくみ「高いところは、行くのが大変な分、気持ちがいいですよね」
私はもうへとへとです…さすがたくみさん、さすがストイック!
――FOX HOUND ではちょっと異色の視点を持っているたくみさん。そんなたくみさんが思う、FOX HOUND のいいところを教えてください
たくみ「上のポジションが目指しやすいところ、上に声を通しやすいところ、でしょうか。
自分のやりたいことを積極的にアピールしたり、自ら上に発言したりすることが良いと認められる社風なので、
仕事をバリバリやりたい人には最適の環境ですね」
――逆に、FOX HOUND で改善したほうがいいことは?
たくみ「規模が大きくなって、ようやく会社らしくなってはきたけれど、
大きな会社によくあるような制度がまだしっかりとはしていないと思います。
FOX ならではの制度を整備することで、会社自体の魅力をあげていけたらいいと思いますね」
――たくみさんご自身が、FOX HOUND で今後やってみたいことはありますか?
たくみ「願わくば、趣味に通じる案件があるといいですね。
特にアニメが好きなので、関われたらいいなと思っています。
今後は企画にも挑戦して、面白いものを作ってみたいですね」
――ずばり、FOX HOUND で叶えたい野望はありますか?
たくみ「いろんな働き方が出来る会社にしていきたいと思っています。
バリバリ働く人、きっちり定時内で仕事をする人、自宅で働く人、会社内で働く人…
いろんな状況に合わせて、働き方に多様性を持たせたいですね」
――では、そんなたくみさんが“こういう人と働きたい”と思える人はどんな人ですか
たくみ「自分が事業部として大事にしているのはやはり誠実さであり、
お客様や仲間に信頼されること、君にお願いしたいと言われることです。
この考え方に共感してくれる人と一緒に働きたい。だから、正直で、誠実な人がいいですね」
――最後に、HP インタビューを見ている方にひとことメッセージをお願いします
たくみ「プログラミングはかなり大変なので、覚悟してきてください。
その代わり、FOX HOUND であれば確実に成長ができますよ」
最後に、ずっと気になっていたんですが、背負っているリュックがパンパンです。いったい何が入ってるんですか?
たくみ「ああ、これですよ」
えーーー!プログラミングに関する参考書がぎっしり!!
たくみ「いつもこのくらい背負って歩いていますよ(笑)」
いやはや完敗です…
仕事もプライベートも、涼しい顔してストイックなたくみさんなのでした…!